先日・・・では無く1ヶ月以上前の話になるのですが、愛知県の明神山へ登ってきました。
今回も前回と同じく登山録を付ける予定でしたが予想外のアクシデントが起こった為、日記という形で描いていこうと思います。
今回のルートはこんな感じ
計画では乳岩登山口スタートし鬼岩乗越分岐を右へ進み山頂へ、帰りは別ルートから鬼岩乗越まで戻り乳岩散策をして下山するつもりでした。
しかし実際には逆方向(柿野川方面)に向かって下山してしまいました。
7時30分 登山開始
登りは順調で、鬼岩、胸突き八丁、鎖場、等々、明神山の見所を楽しみながら進んでいきました。
それらの様子についてはリベンジした際の登山録で紹介したいと思います。
12時30分に山頂到着、昼ご飯等を済ませ景色を堪能した後に下山開始、時刻は14時頃でした。
初っ端から下山ルートを間違えていますがこの時の私達はテンションが上がっており、正しいルートだと思い込んでいました。
何処かのタイミングでコンパスを見れば直ぐに気づくのですが、当時の私はコンパスを見る癖が無く、気づくことが出来ませんでした。
下山開始後も斜度が急である事に対し、事前情報と違うという違和感を覚えればよかったのですが、その時はただ必死に下山する事だけを考えていました。
そして45分ほど経過した所で現在地を確認する為に地図を開きました。
( Д ) ゜ ゜
最初は何かの間違いだと思いましたが地図は嘘をつきません。
本来歩いてるはずのルートから大きく外れており、焦る気持ちが一気に沸き上がりました。
柿野川ルートは下調べしていなかった為、現在地が正規の登山道ある事を知らない私達は遭難したものだと思い込みメンタルへ大ダメージを負いました。
時刻は15時を過ぎ、明るい内に山頂へ戻らなければ本当にゲームオーバー。
肉体的にも精神的にも体力は殆ど残っていません。
それでも山頂へ戻らねばという気持ちで山頂を目指します。
登った事ある方は分かると思いますが、柿野川から登るルートは山頂に近づくにつれ斜度が急になります。
体力の無い状態で明るい内に山頂へ戻る事は出来るのか、そんな不安が頭を過ぎりました。
考えていると不安になると思い、無心で登ろうとするもペースが上がらず更に不安に・・。
そんな時、山頂の方から下山してくるグループが見えました。
友達の1人が声をかけ話を聞いてみると、現在地は柿野川へ向かう正規の登山道であるという事を教えて頂きました。
(この時初めて登山道の存在を知りました)
その後はグループの方々にお願いし先導して頂ける事になり、後ろから付いて行く形で下山を再開。
下山が出来る事を知ると体も自然と動くようになり精神的にも大分楽になりました。
そこから約1時間30分後、町に出る少し前の所でグループの方々とお別れしました。
ここまで先導して頂き本当に有難うございました!
町に出た後はタクシーを呼び、乳岩登山口の駐車場まで移動し、帰宅しました。
今回の登山では沢山の事を学ばせて頂き、特にこまめな位置確認の重要性を知る事が出来ました。
今回の教訓を次回以降の登山に活かし、明神山へもいつかリベンジしたいと思います。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。